五分市駅(ごぶいちえき)は、かつて福井県武生市(現・越前市)上真柄町にあった、福井鉄道南越線の駅(廃駅)である。

歴史

  • 1914年(大正3年)
    • 1月29日:武岡軽便鉄道 新武生(後の社武生) - 当駅間が開業。
    • 5月22日:当駅 - 粟田部間が延伸開業。
  • 1918年(大正7年)3月19日:武岡鉄道に社名変更。
  • 1924年(大正13年)3月7日:今立鉄道(未開業)と合併し、南越鉄道となる。
  • 1941年(昭和16年)7月2日:福武電気鉄道に合併。同社の南越線の駅となる。
  • 1945年(昭和20年)8月1日:鯖浦電気鉄道が合併して福井鉄道となり、当駅は同社南越線の駅となる。
  • 1981年(昭和56年)4月1日:社武生 - 粟田部間の廃止により廃駅となる。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する駅で、貨物駅を兼ねていた。貨物の取り扱いが南越線の駅の中では一番多く、北村方で分岐していた福井化学工業(旧・東洋セロファン)武生工場と東洋化成工業武生工場と福岡商店からの3つの専用線が重なり合う形で乗入れていた。

駅跡

駅舎・線路とも現在は取り壊されて道路となっており、記念案内板と駅跡の看板が設置されている。

隣の駅

福井鉄道
南越線(廃止)
北村駅 - 五分市駅 - 粟田部駅

脚注

参考文献

  • 『ありし日の南越線』福井鉄道 鉄道運輸課 1999年
  • 『南越線開業100年』越前市 武生公会堂記念館 2014年7月18日

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 廃駅

福井鉄道南越線

福井鉄道南越線

南越線

駅舎随録 五十市駅

大分駅5番のりば 臨時入換 発車 YouTube