菅沢村(すげさわそん)は、鳥取県日野郡にあった村。現在の日野郡日南町の一部にあたる。
地理
印賀川の中流域と同川に合流する秋原川、法勝寺川、菅沢川の下流域一帯の山間地に位置していた。
歴史
- 江戸時代、菅沢村は鳥取藩領で日野郡に属した。
- 1877年(明治10年)日野郡本山村を合併。
- 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、日野郡菅沢村が単独で村制施行し、菅沢村が発足。大字は編成せず。
- 1917年(大正6年)12月1日、日野郡印賀村と合併し大宮村を新設して廃止された。合併後、大宮村大字菅沢となる。
産業
- 農業、和鉄
- 産物:砂鉄、木炭
- 古来和鉄製造と関連産業が盛んであったが、1921年(大正10年)操業を停止した。
教育
- 1874年(明治7年)菅沢小学校開校。
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 31 鳥取県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
- 鳥取県の廃止市町村一覧




