歩兵第37連隊(ほへいだい37れんたい、歩兵第三十七聯隊)は、大日本帝国陸軍の連隊のひとつ。

沿革

  • 1896年(明治29年) - 連隊本部を設置
  • 1898年(明治31年)
3月24日 - 軍旗拝受
9月20日 - 大阪市元歩兵第20連隊兵営に移転。
  • 1904年(明治37年) - 日露戦争に従軍
  • 1934年(昭和9年)9月21日 - 室戸台風接近に伴い災害派遣。大阪市鶴橋第二尋常小学校の校舎倒壊現場で、下敷きとなった小学生の救助活動を行う。
  • 1936年(昭和11年)4月 - 満州派遣が下令
  • 1937年(昭和12年) - 帰還
9月9日 - 動員下令
9月27日 - 上海に到着、激戦を展開しつつ南京攻略戦に参加
  • 1938年(昭和13年) - 徐州会戦などに参加
  • 1939年(昭和14年)6月 - 帰還
  • 1940年(昭和15年)
7月1日 - 動員下令、華中に派遣
11月 - 漢水作戦に参加
  • 1942年(昭和17年)
3月9日 - 上海を出港
3月15日 - ルソン島リンガエン湾に上陸、バターン半島攻略戦やコレヒドール島攻略戦に参加
7月 - 帰還
  • 1943年(昭和18年)
9月 - 動員下令
10月4日 - 大阪港を出港
11月1日 - スマトラ島に上陸、パダンに移駐、西海岸の警備、防衛築城に当たる
  • 1945年(昭和20年)
2月 - タイ王国に転戦する
4月 - タイ・ビルマ(現 ミャンマー)国境の警備に当たる
8月 - 終戦

歴代連隊長

脚注

外部リンク

  • (スマトラの)歩兵37連隊 パダン防衛築城について

参考文献

  • 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編(別冊歴史読本)』新人物往来社、1990年。
  • 原 剛『明治期国土防衛史』錦正社、2002年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 『官報』

関連項目

  • 大日本帝国陸軍連隊一覧
  • 植芝盛平 - 1903年に入隊

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