長浜郷(チャンビン/ちょうひん/ながはま-きょう)は台湾台東県の郷。

地理

長浜郷は台東県北東端に位置し、北は花蓮県豊浜郷と、西は花蓮県玉里鎮、富里郷と、南は成功鎮とそれぞれ接し、東は太平洋に面している。山地を背にし海に面しており、丘陵地帯を中心とした地勢となっている。住民の多くはアミ族であり、ほかにブヌン族、クバラン族、平埔族なども分布している。

歴史

長浜郷の旧称は「加走湾」(カソワン)であり、その由来には2説伝えられている。一つはアミ語が転訛したというものであり、アミ族が闘いの際に設けた「望楼」を意味したというものである。もう一つがアミ族の猟場で狩猟を行なった後、獲物を居住地に持ち帰る際に多くのゴキブリも連れ帰ったとされ、ゴキブリを意味する台湾語に近い音として「加走」が用いられたというものである。漢人の進出は光緒年間になってから開始された。

日本統治時代、この地は台東庁の管轄とされ、「加走湾庄」が設置された。1937年、この地の海岸線が長大であったことから内地風地名の「長浜庄(ながはま)」と改称され、台東庁新港郡へ帰属した。戦後は台東県長浜郷と改編され現在に至っている。

経済

行政区

歴代郷長

教育

国民中学

  • 台東県立長浜国民中学

国民小学

交通

観光

  • 八仙洞
  • 玉髓沙灘
  • 霊岩洞
  • 長浜平原
  • 烏石鼻
  • 加走湾遺跡
  • 白桑安遺跡
  • 忠勇遺跡
  • 樟原休閑区

出典

外部リンク


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(公社)長浜観光協会

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