DOPING PANDA(ドーピング・パンダ)は、日本のスリーピースロックバンド。所属事務所はソニー・ミュージックアーティスツ。所属レーベルはソニー・ミュージックレコーズ内のgr8!records。略称は「ドーパン」。

概要

1997年結成。ギターロックにディスコビート、デジタルサウンドを融合した楽曲でインディーズ時代から注目を浴び、ディズニーのカヴァーコンピレーションアルバム『DIVE INTO DISNEY』への参加で広くその名を知られるようになった。

2004年にリリースされたアルバム『We in Music』もインディーズチャートで好セールスを記録し、翌2005年に『High Fidelity』でメジャーデビュー。

2006年8月4〜6日に開催されたROCK IN JAPAN FESTIVAL 2006では、セカンドステージであるLAKE STAGEにおいて、期間中最多の1万人超を記録した。

2007年1月24日にシングル『Can't Stop Me』を発売。オリコンシングルチャートは、41位にランクインした。 6月15日にはミュージックステーションに初出演し、「I'll be there」を披露した。

2008年3月12日にリリースしたアルバム『Dopamaniacs』はオリコンアルバムチャート、18位にランクインした。

2012年1月28日、同年4月19日のライブをもって解散することを発表した。

2012年4月19日、TOKYO DOME CITY HALLにてラストライブ「DOPING PANDA 2012/4/19」を開催し解散。

2018年1月28日、東京・新木場STUDIO COASTにて行われたFurukawa主催のライブイベント『フルカワユタカ presents『5×20』』にてTaro、Hayatoがシークレットゲストとして登壇し、解散から約6年ぶりにメンバーが集結。『The way to you』『GAME』『Crazy』『Transient Happiness』を披露した。

2022年1月28日、10年ぶりに活動再開することを発表。2022年3月2日にニューアルバム『Doping Panda』をリリースし、発売日にはアルバム予約購入者限定抽選でドーパンの“聖地”、東京・新代田FEVERで100人限定のリリースイベント『Reunion Kickoff Party at FEVER』を開催。

メンバー

Yutaka Furukawa
ボーカル、ギター、プログラミング
作詞・曲クレジットは「古川裕」、再結成以前は「YUTAKA FURUKAWA」名義。1978年2月28日生まれ。山口県出身。A型。電気通信大学卒業。
2012年8月、公式ホームページ開設と共にソロとして、活動開始を発表。
Taro Hojo
ベース、コーラス
1976年9月18日生まれ。神奈川県川崎市出身。B型。電気通信大学卒業。
再結成以前は「TARO HOUJOU」名義。通称は「タロティ」。
Hayato Beat
ドラムス、コーラス
1978年4月24日生まれ。茨城県古河市(旧猿島郡・さしま)出身。AB型。
再結成以前は「HAYATO」名義。本名は稲葉隼人。
物販デザインにも携わっている。
解散後はチャットモンチーのマネージャーを経て、福岡晃子が立ち上げた徳島県のイベントスペース「OLUYO」の副代表を務めている。

備考

結成当時のバンド名は「PSYCHEDELIC GORILLA」という名前で、4人編成でHojoがバンドマスターを務めていた。しかし、“サイケ”ではないことから、メンバーチェンジと共に現在のバンド名に変更。それについて後にHayatoがRooftopのインタビューで「ドーピングでもないけどね(笑)。」と発言している。

なお、Furukawaは自身のコラム等で“トロピカルゴリラ”というバンドと“ゴリラ被り”していることが発覚したために改名を余儀なくされたとも話している。この際に「ゴルゴ13をランダムに開き、当てずっぽうに指さした文字で決める」方式で「ドーピング」と「パンダ」を組み合わせた名前に決めたという。

DOPING PANDAのファンは「ドーパメイニア」および「メイニア」と呼ばれており、ツアーで回る各地方では地名を頭につけて「○○(地名)メイニア」と呼称することがある。

アルバム『PINK PaNK』に収められている「Transient Happiness」はライブで最も盛り上がる楽曲の一つであり、その理由として間奏でFurukawaが足技(通称パカパカ、ハポネスステップとも)を披露することが挙げられる。この様子は1st DVD「LIVE-ISM」で確認することができる。また、この曲は最近のライブでは曲の終盤辺りでFurukawaが両手タッピングをするのもこの曲が最も盛り上がる要因でもある。

2002年にはthe band apartとの共同ライブイベント、『mellow fellow』が行われ、共作「SEE YOU」を限定リリースした。2005年のMONSTER baSHでステージから飛び降りたFurukawaは動けなくなり、担架で搬送された。そのことをMC等で現在もしばしばネタにしている。Furukawaは2007年にm-floのライブ、『COSMICOLOR』の横浜アリーナでのファイナルに参加、VERBALと「she loves the cream」で共演した。またこのライブのカーテンコールで、FurukawaはBoAと隣り合わせになる。その後Furukawaは「LOSE YOUR MIND feat.Yutaka Furukawa from DOPING PANDA」のPV撮影で再びBoAと会うのだが、「初めまして」と挨拶したBoAに手を繋いだことがあると答えたところ、いぶかしがられてしまったとのこと。Furukawaは親交のあるART-SCHOOLの楽曲「ILLMATIC BABY」をプロデュースしている。なお沢尻エリカが日経エンターテイメントのインタビューで、よく聞く音楽として名前を挙げている。

ディスコグラフィー

インディーズ

シングル

アルバム

リミックス盤

メジャー

シングル

アルバム

配信限定シングル

DVD

ミュージックビデオ

  • Fine by me (ディレクター:五十嵐優人)
  • The way to you (ディレクター:五十嵐優人)
  • Transient Happiness (ディレクター:三木孝浩)
  • Under The Sea (ディレクター:Masashi Ohiwa)
  • Lovers Soca
  • Start me up
  • Hi-Fi (ディレクター:清水康彦)
  • The Fire (ディレクター:清水康彦)
  • MIRACLE (ディレクター:清水康彦)
  • Blind Falcon (ディレクター:清水康彦)
  • MIRACLE (LIVE Ver.) (ディレクター:大沢昌史)
  • The fast soul got all (reason) (ディレクター:古川裕 & 江原慎太郎)
  • Can't Stop Me (ディレクター:清水康彦)
  • I'll be there (ディレクター:清水康彦)
  • Crazy (ディレクター:ELECROTNIK)
  • nothin' (ディレクター:清水康彦)
  • beautiful survivor (ディレクター:タナカノリユキ)
  • majestic trancer(ディレクター:ELECROTNIK)
  • Beat addiction(ディレクター:佐藤広明 & DOPING PANDA)
  • Imagine(ディレクター:大喜多正毅)

参加作品

タイアップ一覧

ヘビーローテーション/パワープレイ

テレビ

メディア出演

ラジオ 

  • DP CROSS(ZIP-FM、2010年4月 - ?)

主なライブ

ワンマンライブ・主催イベント

  • 2006年 - DOPING PANDA TOUR06 DANDYISM〜ALL-ONE-MAN-SHOW!!〜
  • 2008年 - DOPING PANDA Tour'08"Dopamaniacs"
  • 2009年 - DOPING PANDA JAPAN TOUR FINAL
  • 2010年 - DP SUMMIT
  • 2011年 - DP SUMMIT season1 FINAL TOUR
  • 2011年 - YELLOW FUNK TOUR 2011
  • 2011年 - Road to the YELLOW FUNK TOUR
  • 2012年4月19日 - DOPING PANDA 2012/4/19
  • 2022年3月2日 - Reunion Kickoff Party at FEVER
  • 2022年4月~5月 - ∞ THE REUNION TOUR
  • 2024年9月~11月 - mugendai THE CARNIVAL 2024

出演イベント

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • DOPING PANDA - 公式サイト
  • tlog-Taro from Doping Panda Official Blog - 公式ブログ
  • DOPAMANIA CLUB - 公式ファンクラブ
  • ROCKET-EXPRESS「SHOPPING PANDA」 - 公式オンラインショップ

DOPING PANDA

Anime Illusion ] Doping Panda Decadence CD Preview

Doping Panda Alchetron, The Free Social Encyclopedia

DOPING PANDA|DOPAMANIA CLUB

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