BM-24(ロシア語: БМ-24)は、ソビエト連邦が第二次世界大戦後に開発した240mm多連装ロケット砲である。

概要

12本の240mmロケット弾発射器を装備しており、車台には6×6輪駆動トラックのZIL-151 (後にはZIL-157) やAT-S装軌式トラクターが使用される。生産は1947年からモスクワのZIL (当時の名称は第2スターリン記念工場、ZIS) で開始され、ソ連以外にも多くの友好国に輸出された。本国ソ連(ロシア)を含むほとんどの国ではより新しいBM-21などに更新されて退役しているが、北朝鮮では現役とみられる。

旧ソ連の友好国以外では、エジプトやシリアから鹵獲したBM-24をイスラエルが運用した例がある。1967年の第三次中東戦争時に鹵獲されたBM-24はそのままの状態でイスラエル軍により運用された他、発射機を大幅に改造し36連装としたものをスーパーシャーマンの車体に架装したMAR-240を製造し、2個大隊に配備されて1973年の第四次中東戦争や1982年のレバノン侵攻作戦 (ガリラヤの平和作戦)で運用された。

派生型

BM-24
ZiS-151/ZIL-151に発射機を搭載したもの。
BM-24M
ZIL-157に発射機を搭載したもの。
BM-24T
AT-S装軌式トラクターに発射機を搭載したもの。
MAR-240
イスラエル軍がエジプト軍やシリア軍から鹵獲したBM-24の砲弾および発射機を改造し、36連装の発射機をスーパーシャーマンの車体に搭載したもの。

採用国

  • 北朝鮮
  • イエメン

脚注

注釈

出典

関連項目

  • ロケット砲
  • 多連装ロケット砲
    • カチューシャ

BM24 Photos & Video NETMAQUETTES

BM2412 ICM Holding

Uložení BM2440x pro Zemic BM24R Manat s.r.o. Premium partner

BM24 Photos & Video NETMAQUETTES

Боевая машина БМ24 Ракетная техника