細川 貴之(ほそかわ たかゆき、1984年12月14日 - )は、日本の元プロボクサー。大阪府大阪市出身。第35代日本スーパーウェルター級王者。第32代OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者。元IBFアジアスーパーウェルター級王者。六島ボクシングジム所属。

来歴

大阪市立北巽小学校から大阪市立巽中学校を経て、大阪府立阪南高等学校卒業。高校在学中にプロテスト合格。

2002年12月20日、大阪城ホールで藤本和義と対戦し、3-0(40-37、39-37、38-38)の判定勝ちを収めた。デビュー戦はスーパーライト級で戦った。

2003年5月11日、アゼリア大正ホールで2003年度西日本新人王ライト級1回戦で中西陵と対戦し、初回2分14秒KO負けを喫した。

2003年9月28日、大阪府立体育会館第2競技場でノンタイトルウェルター級4回戦を高木章裕と行い、0-2(37-39、38-39、38-38)の判定負けを喫した。

2004年4月25日、KBSホールで2004年度西日本新人王スーパーライト級1回戦で礒道鉄平と対戦し、4回1分39秒TKO負けを喫しまたも初戦敗退となった。

2004年12月26日、アゼリア大正ホールで好川大智と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2005年5月1日、松下IMPホールで2005年度西日本新人王ウェルター級1回戦で浜田よしのりと対戦し、3-0(40-35、2者が39-36)の判定勝ちを収め三度目の正直で初戦突破した。

2005年9月3日、 大阪府立体育会館第2競技場で2005年度西日本新人王ウェルター級決勝で好川大智と再戦し、3-0(40-36、2者が39-37)の判定勝ちを収め2005年度西日本新人王となった。

2005年10月29日、大阪府立体育会館第2競技場で甲斐斗志広と対戦し、2-0(39-37、39-37、38-38)の判定勝ちを収め2005年度新人王西軍代表の座を獲得した。

2005年12月18日、全日本新人王決定戦で渡部信宣と対戦し、2回1分10秒KO負けを喫し2005年度全日本新人王の座を逃した。

2006年5月28日、大阪府立体育会館第2競技場でチャールズ・ベラミーと対戦し、0-2(56-58、57-58、57-57)の判定負けを喫した。

2008年5月25日、和歌山県立体育館でチャールズ・ベラミーと再戦し、1-1(75-78、78-75、76-76)の判定で引き分けた。

2009年7月3日、最強後楽園スーパーウェルター級準決勝でチャールズ・ベラミーと対戦し、6回2分18秒TKO負けを喫し決勝進出を逃した。

2011年8月8日、後楽園ホールにて日本ミドル級王者淵上誠と対戦し、6回2分7秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した。

2012年4月15日、元OPBF3階級制覇王者のランディ・スイコと対戦し、2-0(2者が96-95、95-95)の判定勝ちを収めた。

2013年1月12日、日本スーパーウェルター級王者柴田明雄と対戦し、8回2分53秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した。

2013年10月14日、IBF世界スーパーライト級5位のパトムスック・パトムポートンに2-1(100-91、97-96、95-97)の判定勝ちを収めた。

2014年3月4日、後楽園ホールにて、日本5階級制覇王者で日本スーパーウェルター級王者湯場忠志と対戦し、2-0(97-93、96-94、95-95)の判定勝利を収め王座獲得に成功した。

2014年7月7日、日本スーパーウェルター級王座を網膜裂孔の為に返上した。

2014年12月12日、バンコクでモセス・セラン(インドネシア)とIBFアジアスーパーウェルター級王座決定戦を行い、初回1分38秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2015年4月19日、大阪市立住吉区民センターで日本スーパーウェルター級王者の野中悠樹と対戦し、10回1-1(96-95、95-96、96-96)の判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した。

2015年8月2日、大阪府立体育会館第2競技場で行われた「リアルファイトボクシング」で韓国王者 梁正勲と68.5kg契約8回戦を行い、8回3-0(78-75、78-76、77‐76)の判定勝ちを収めた。

2015年11月22日、住吉スポーツセンターで行われた「You will be the champion5」でOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者のデニス・ローレンテと対戦し、12回2-1(115-113、110-118、115-114)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2016年7月31日、大阪市立住吉区民センターで斉藤幸進丸と対戦し、12回0-1(111-115、2者が113-113)の判定で引き分けたが初防衛に成功した。

2016年11月23日、大阪市立住吉区民センターで大石豊と対戦し、11回1-2(106-103、104-106、104-105)の負傷判定負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落した。

2016年11月28日、JBCは細川を日本スーパーウェルター級5位にランクインした。

2017年3月30日、以前日本王者時に痛めた右目の状態が芳しくなく網膜剥離になり同年4月9日に大阪市立住吉区民センターで行われる試合を最後に引退すると発表した。

2017年4月9日、大阪市立住吉区民センターで行われた「You will be the champion7」でティーラサック・ケーマックスジムとノンタイトル8回戦を行い、8回3-0(80-72、79-73、79-75)の判定勝ちを収めた。

2019年より大阪の北新地で「bar the GORILLA」を開業する。

2020年より大阪でパーソナルジム「ソリトレ」を開業する。

2021年8月より親交のある元東洋太平洋バンタム級王者の山本隆寛とYouTubeチャンネル「たかゴリch」を開設する。

2022年7月17日、BreakingDown 5でてるとキックボクシングルールで対戦し、蹴りに対応することが出来ず、0-5の判定負けを喫した。

2023年5月21日、BreakingDown 8で渡部あきのり(あきべぇ)と約18年ぶりに再戦。キックボクシングルールでの再戦となったが、延長の末5-0の判定勝ちを収め雪辱を果たした。

戦績

  • プロボクシング:45戦29勝(9KO)11敗5分

アマチュアキックボクシング

獲得タイトル

  • 2005年度西日本ウェルター級新人王
  • 2005年度新人王ウェルター級西軍代表
  • 2007年B級トーナメント準優勝
  • 第35代日本スーパーウェルター級王座(防衛0=返上)
  • 2014年チャンピオンカーニバル殊勲賞獲得
  • IBFアジアスーパーウェルター級王座
  • 第32代OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座(防衛0)

脚注

関連項目

  • 男子ボクサー一覧
  • ボクシング日本王者一覧
  • 東洋太平洋ボクシング連盟(OPBF)王者一覧
  • 日本のボクシング地域王者一覧

外部リンク

  • 細川貴之 (@sori450) - X(旧Twitter)
  • 細川貴之 (@sori450) - Instagram
  • 細川 貴之 (takayuki.hosokawa1) - Facebook
  • 450ボクサーほっそんゴリラ 俺みたいなもんがチャンピオン(笑) - Ameba Blog
  • 細川貴之の戦績 - BoxRec(英語)

細川 裕之 キャリアのその先へー Webメディア I am(アイアム)

松元慎介 450ボクサーほっそんゴリラ 俺みたいなもんがチャンピオン(笑)

細川が日本タイトル返上 ボクシングモバイル

細川貴之の戦績完全ガイド 戦績、試合動画、身長、年齢など

細川 貴之(六島) 武士道ボクシングⅢ