信濃川橋梁(しなのがわきょうりょう)は、新潟県長岡市浦の信濃川に架かる信越本線の橋長約600 m(メートル)のトラス橋・桁橋。来迎寺駅 - 前川駅間に位置する。
概要
上り線
- 形式 - 鋼下路単純ワーレントラス6連 鋼下路単純鈑桁1連 鋼上路単純鈑桁10連
- 活荷重 - KS18
- 橋長 - 599 m
- 径間割 - 6×62.4 m 31.50 m 9×19.20 m 9.80 m
- 幅員 -
- 基礎 - 井筒基礎(A1 - P8)、直接基礎(P9 - A2)
- 施工
- 第1・2径間 - 日本橋梁、汽車製造(1952年)
- 第3 - 6径間 - 東京鐵骨橋梁、日本橋梁、汽車製造、松尾橋梁(1951年)
下り線
- 形式 - 鋼下路トラス9連 鋼下路鈑桁1連
- 活荷重 - KS18
- 橋長 - 602.4 m
- 径間割 - 70.2 m 6×62.4 m 2×59.1 m 31.5 m
初代橋
- 形式 - 鋼下路プラットトラス6連(リベット結合)
- 橋長 - 470 m
- 径間割 - 6×62.7 m
- 幅員 - 3.6 m
- 基礎 - 煉瓦井筒基礎
- 施工 - アンドリュー・ハンディサイド
歴史
初代の橋梁は北越鉄道により1898年(明治31年)に架設された。
老朽化に伴い1952年(昭和27年)に架替が行われた。このとき初代橋のトラス桁6連の内中央の4連は拡幅が施されて越路橋の旧橋に再利用された。また残りの2連は越路町の渋海川に架かる岩田橋と不動沢橋に転用された。岩田橋と不動沢橋は信濃川橋梁の竣工から120年が経過しているが現役で道路橋として供されている。
その後1970年(昭和45年)に複線化に伴い下流側に下り線の橋梁が新設された。
越路橋は1998年(平成10年)に架替が行われたが住民からの保存の声を受け、2002年(平成14年)に越路河川公園内に一部が移設保存された。2019年(令和元年)に「旧浦村鉄橋」として岩田橋・不動沢橋・越路橋が土木学会選奨土木遺産に認定された。
脚注
注釈
出典
関連項目
- 信濃川橋梁 (曖昧さ回避)
外部リンク
- 東日本旅客鉄道 - 橋梁管理者
- 空から見た信濃川・魚野川 - 北陸地方整備局 信濃川河川事務所
- 信濃川 信濃川橋梁・越路橋




