楠瀬 直木(くすのせ なおき、1964年4月17日 - )は、東京都出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションは、ディフェンダー。シンガーソングライターの楠瀬誠志郎は実兄。日本サッカー協会公認S級ライセンス所持。
来歴
帝京高校では、1982年に鹿児島県で行われた高校総体で全国優勝。法政大学を経て、1987年に読売サッカークラブに入団し、1995年に本田技研工業サッカー部で現役生活を終える。
現役引退後は兵庫FC監督を経て、少年サッカースクールを栃木県小山市で開講。2003年からは長くVERDY S.S小山ジュニアユースで監督を務めた。2009年にJFA公認S級コーチライセンスを取得。2010年から2年間東京ヴェルディユースの監督を務め、日本クラブユース選手権連覇を達成した。
2012年、FC町田ゼルビアのアカデミーダイレクターに就任。JFL降格が決まったリーグ戦終了後の同年11月、オズワルド・アルディレスの監督退任に伴い、監督代行に就任。1週間後、秋田豊の監督就任が決まるまで練習を指揮した。2013年6月、成績不振による秋田豊の監督解任に伴い、再び監督代行に就任。シーズン終了まで指揮を執り、2014年からはアカデミーダイレクターに就任した。
2015年からU-17サッカー日本女子代表監督に就任。
2018年11月、JFA女性職員への不適切行為によりU-17サッカー日本女子代表監督を辞任、またFC町田ゼルビアレディースのテクニカルアドバイザーも辞任した。
2019年、小嶺栄二監督の体調不良に伴い、シーズン途中から日体大FIELDS横浜の監督に就任。
2020年2月、浦和レッドダイヤモンズ・レディースユースの監督に就任。
2021年2月、同トップチームの監督に就任した。
所属クラブ
- 帝京高等学校
- 法政大学
- 読売サッカークラブ
- 本田技研工業狭山サッカー部
- 本田技研工業サッカー部
指導歴
- 1995年 - 1996年 兵庫FC 監督
- 1997年 - 1999年 小山ブリッツ コーチ
- 2000年 - 2003年 白鷗大学サッカー部 監督
- 2003年 - 2009年 VERDY S.S小山ジュニアユース 監督
- 2010年 - 2011年 東京ヴェルディユース 監督
- 2012年 - 2018年 FC町田ゼルビア
- 2012年 アカデミーダイレクター
- 2012年11月 トップチーム 監督代行(兼任)
- 2012年11月 - 12月 強化・育成統括本部長(兼任)
- 2013年1月 - 6月 強化・育成統括本部長
- 2013年6月 - 12月 トップチーム 監督代行
- 2014年 - 2018年 アカデミーダイレクター
- 2018年 FC町田ゼルビアレディース テクニカルアドバイザー
- 2012年 アカデミーダイレクター
- 2015年 - 2018年 U-17サッカー日本女子代表 監督
- 2019年4月 - 12月 日体大FIELDS横浜 監督
- 2020年 - 浦和レッドダイヤモンズ・レディース
- 2020年 ユース 監督
- 2021年 トップチーム 監督
監督成績
- 2013年は監督代行
- その他の大会結果
- 『AFC Women’s Champions League 2024』優勝
脚注
関連項目
- 東京都出身の人物一覧
- 法政大学の人物一覧
- Jリーグ監督経験者
外部リンク
- 楠瀬直木 - Soccerway.com (英語)
- 楠瀬直木 - FootballDatabase.eu (英語)
- 楠瀬直木 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- 楠瀬直木 - Transfermarkt.comによる指導者データ (英語)




